第22部分 (第1/3页)
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いて、そのなかに、制服の警官や私服の刑事のすがたも見られた。
そのなかをかきわけて由利先生に、三津木俊助、それから例の�坨Rの男の三人がなかへはいっていくと、出迎えたのは等々力警部だ。
「やあ、先生。よくきてくれましたね」
「ふむ。先程は電話をありがとう。ところでまたどくろ[#「どくろ」に傍点]指紋が残っていたそうだね」
「そうですよ。じつにふしぎですよ。ときに先生……」
と、警部がなにかささやくと、由利先生はニンマリうなずきながら、
「いや、だいじょうぶだ。それはわしが保証する。ゆうべはずっとわしのそばにいたのだから」
と、みょうなことをいったかと思うと、
「とにかく、現場を見せてもらおうか」
と、俊助と�坨Rの男をうながしながら、書斎へはいっていった。書斎はまださっきのままで、宗像博士の死体もそこに横たわっている。
「先生、これが例の指紋です。そして、この写真が、ゆうべ三津木君がチラと小耳にはさんだという写真にちがいありません」
と、等々力警部が指さしたのは、例の栗生徹哉の写真だ。それを見ると、由利先生も俊助もアッとばかりにおどろいたが、とりわけいちばんおどろいたのは�坨Rの男。まるで幽霊でも見つけたように、じっとその写真の前に立ちすくんでいたが、由利先生がポンとその肩をたたくと、
「よしよし、いまに何もかも解決する。心配するな」
と、またしてもみょうなことをいうと、
「それじゃ警部、発見者だというお嬢さんを呼んでくれたまえ」
やがて、警部の命令によってはいってきたのは美罚ё婴扦ⅳ搿�
美罚ё婴悉ⅳ蓼辘韦�胜筏撙恕ⅳ工盲�觐喦啶钉幛皮い郡�ⅳ饯欷扦庥衫�壬�钨|問にたいして、ゆうべの話をポツポツと話してきかせた。由利先生は熱心にその話を聞いていたが、歌時計のオルゴ��毪�趣膜激篪Qりやんだということを聞くと、ふしぎそうに、
「その歌時計というのはこれですか」
と、ゆかの上にころがっている目ざまし時計をとりあげた。
「はい、それでございます」
「なるほど、これがとちゅうで鳴りやんだのですね」
と、しげしげ時計をながめていたが、やがてギョッとしたような表情をあわてて押しかくしながら、
「ときに、お嬢さん。ここにかかっているこの写真は、どういうひとですか」
と聞かれて、美罚ё婴膝铳盲绕��訾筏俊�
しかし、いまとなっては隠しようがない。そこできのう父からきいた話を、残らず打ち明けたが、それを聞いていちばんおどろいたのは、またしてもあの�坨Rの男だ。おもわずなにかいおうとするのを、由利先生はあわてて押しとめながら、
「いや、よしよし。それでは志岐くんというのを、ここへ呼んでもらおうか」
やがて志岐英三がはいってきた。かれはまだパジャマのままでこうふんした顔色をしていたが、問われるままにゆうべの話をする。
「なるほど、するときみの考えでは、博士を殺したのは道之助にちがいないというんだね」
「むろんです。その指紋がなによりのしょうこです」
「ところがね、志岐くん。道之助はゆうべここへくるはずはないんだ。なぜならば、あの少年はゆうべずっと、このわしといっしょにいたんだからね」
「な、なんですって?」
「おいきみ。その眼鏡をとって顔を見せてやりたまえ」
由利先生のことばも終わらぬうちに、�坨Rの怪人物は、サッと眼鏡と帽子をかなぐりすてたが、とたんに美罚ё婴庥⑷�饪≈�狻ⅴⅴ盲趣肖�辘摔�嗓恧い俊¥啶辘猡胜ぁⅳ饯文肖长渐旦‘カスの人気者、栗生道之助少年ではないか。
「ああ、あなたは――」
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「お嬢さん、安心なさい。道之助くんはけっして悪党じゃない。なるほど奇怪な指紋の持ち
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